デイトレードで稼ぐために守るべき5つのルールとは?
「The・R」スタッフの金井です。
株式投資で資産を増やす方法には、定期預金のように毎月決まった時間を株の投資に費やして長期的に運用していく長期運用と、短期間で何度も売買して資産を増やす短期運用があります。
近年推奨されている新NISAは長期投資に適していますが、短期投資には短期投資の魅力があり、チャレンジしてみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
短期投資にもいくつかの種類がありますが、特に1日に何度も株を売り買いして利益を得る手法をデイトレードと呼んでいます。
本記事ではデイトレードの概要とメリット・デメリット、そしてデイトレードを成功させるために守るべきルールについて解説します。
この記事から分かること
- デイトレードは1日で毎日株式の売買をする取引手法
- 短期間で利益が出ていることを実感できる一方、取引時間中はほかのことができない
- 的確な銘柄選び・損切りの厳守・冷静な判断などデイトレードを成功させるには5つのルールがある
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デイトレードとは?
デイトレードとh、1日に何度も株式やFXといった金融資産を売買することで利益を得る取引手法です。
株式投資で利益を得る方法は、株式を保有している株主に企業が配当する配当金による利益を狙う配当益と、株式の値段が安いときに株を買い、高くなったときに売ってその差額で利益をえる売却益とがあります。
デイトレードは後者の売却益によって利益を得る取引手法なので、できるだけ安い時を狙って株を購入し、チャートを注視して値上がりしたら即座に売却して利益を確保します。
たくさんのモニターの前でチャートを見て、その都度売り買いをするのがデイトレードです!
デイトレードのメリット
デイトレードで資産を増やそうとしている投資家は常に一定の割合で存在しており、ごく一部ではあるものの、デイトレードをした結果、短期間で巨万の富を得た人もいます。
デイトレードは長期投資と比較してどのようなメリットがあるのでしょうか。
取引時間外の情報に影響されない
デイトレードでは、取引している時間が終わった時は株を保有しません。取引開始時より値上がりしたにしろ、下落してしまったにしろ、取引時間中に保有していた銘柄はすべて売り抜いた状態で終了します。
したがって、取引時間外に株価の値動きを左右する情報が出たとしても、影響を受けることはありません。
企業の決算発表や今後の運営に関する発表は、株式市場の取引が終わった15時以降に発表されることが多いです。
もしネガティブな発表だった場合、取引開始直後から売り注文が殺到して大きく値下がりする恐れもあるでしょう。
しかしデイトレードなら既に株は売ってしまっているので、これらのニュースを気にせず取引できます。
すぐに成果が表れる
デイトレードでは基本的に1日ごとにトレードを繰り返すので、結果がすぐに表れます。
長期投資は運用を続ければ大きく資産を増やせますが、成果が出るまでに時間がかかります。
その点デイトレードは良い結果だろうとそうでなかろうとその日のうちに結果が出るので、資産運用のモチベーションを保ち続けられるのはメリットといえます。
小さな結果でも頑張った見返りが欲しい性格の人には、長期投資よりもデイトレードのほうが適しています。
資金を効率よく運用できる
長期投資は数ヶ月、数年先を見据えて資産運用します。
そのため、その日のうちに数%利益が出たとしても、持っている株式を売却しません。
しかしデイトレードでは数%の利益を確保するために株を売買します。小さな利益でも取りこぼすことなく得られるので、資産運用の効率はよいといえるでしょう。
参照:みんなのマネ活
デイトレードのデメリット
デイトレードは短期的な利益を狙うための投資手法であり、すぐに結果が出るなどといったメリットがある一方で、長期投資にはないデイトレード独自のデメリットもあります。
デイトレードで資産を増やすつもりであれば、メリット以上にデメリットについてはしっかり理解しておくようにしましょう。
取引中は常にチャートを見続けなければならない
デイトレードは取引中のわずかな上下を狙って株の売り買いをします。そのため、取引時間中は株価の値動きを常に確認し続けなければなりません。
取引中は他のことが一切できないのは、デイトレードの大きなデメリットといえるでしょう。
もちろん値動きを見続けることは強制ではないため、目を離す時間を設けても問題ありません。
ただし、目を話している間に株価が大きく変動すれば、その時点で利益を得る機会を損失することになります。
デイトレードは小さな利益を積み重ねることで資産を増やすので、小さなチャンスも見逃せないことを考慮すると、やはり取引中は席を外さないほうが無難でしょう。
取引時間は自由に設定できますが、長く時間を確保できればできるほど資産を増やすチャンスもそれに比例して増えます。
時間外に株価が上昇しても恩恵を受けられない
デイトレードは最終的に保有している株をすべて売ってその日の取引を終了するので、時間外で株価に影響するような発表がなされたとしても、資産が減ることはありません。
しかし時間外の情報で資産が変動しないことはメリットであるとともにデメリットにもなります。
取引時間終了後に発表される内容は、株価にマイナスの影響を与えることばかりではありません。
業績のプラス修正、増配など株価にプラスに働くような情報も当然あります。
もし株価を保有したままならば、プラスの情報によって株価が取引開始直後から大幅に上昇しますが、デイトレードだとその企業の株を前日保有していたとしても売ってしまっているので、次に購入するとすでに株価が値上がりした状態なので、利益は目減りすることになります。
売買手数料が利益に悪影響を及ぼす
デイトレードは1日になんども株を売ったり買ったりします。
証券会社を介して株式を売買すると、取引手数料が発生しますが、何度の売り買いするデイトレードは長期投資に比べて取引手数料が利益を圧迫することになります。
あまりにも小さな値動きで株を売買していると、取引手数料の支払いのほうが上回ってしまい、株価だけを見れば利益が出ているにも関わらず、資産がほとんど増えない、場合によっては資産が逆に減ってしまう可能性もあります。
デイトレードをする際は、必ず手数料も確認し、手数料が差し引かれても利益が出るような取引をしましょう。
参照:みんなのマネ活
デイトレードで稼ぐために守るべき5つのルール
デイトレードで稼ぐためには、長期投資とはまったく異なる視点で株式市場を分析する必要があります。
瞬時の判断力が求められますし、そのなかでも利益が確保できる銘柄を素早く見つけ出し、過去のチャートを見て数分後の株価の値動きを正確に予測できるかが非常に重要です。
本章では、デイトレードで稼ぐために守っておきたい5つのルールを解説します。
市場の動向を見極める銘柄選び
株式投資で利益を得られるかどうかは、適切な銘柄を選べるかどうかでほぼ決まります。
銘柄選びがもっとも重要であることは長期投資でも短期投資でも変わりありません。
デイトレードで利益を得るもっとも確実な方法は、値上がりが約束された銘柄を選ぶことです。
私達が株を購入できる、いわゆる上場している企業は全部で3,900社以上あります。
この3,900社はすべて同じような業績を残しているわけではありません。
そのため長期投資に向いている企業もあれば、デイトレードで利益を得るのに狙い目の企業も多くあります。
デイトレードに向いている株式とは、短期間で株価が急激に上下している銘柄です。
短期間で急激に株価が動く銘柄は、長期投資には向いていませんが、タイミングよく取引おすれば短期間で大きな利益を得られます。
1日に数円しか値動きしない銘柄よりも数百円単位で上下する銘柄のほうがデイトレードでは大きく稼げることは明らかです。
ただし、大きく値動きする銘柄は、当然大きく値下がりする恐れもあるので、企業の状態をしっかりと分析したうえで売買を検討しましょう。
値動きを的確に判断するには、事前に値動きの材料を見つけられるかが肝となります。
たとえば、前日の取引終了後に業績の修正があるなど、明らかに株価の値動きに影響するような情報があれば、株価が取引開始直後どちらに触れるかは容易に想像できるでしょう。
そして国内以外の情報でも値動きが判断できる材料を見つけられます。
デイトレードで利益を得たいならば、特に日本との貿易が盛んなアメリカ、中国などの株価の動向には注視しておきましょう。
自分で決めた損切りルールを厳守する
デイトレードを継続させるには、利益を出すことも重要ですが、それ以上に「大きく負けないような取引ができるか」がもっとも大切です。
大きく負けないためには、自分なりの損切りルールを事前に決めておき、そのルールを厳守しましょう。
損切りルールさえ守っておけば、少なくとも大きく資産を減らす危険性は大幅に減らせます。
大きく資産を失わなければ、いつか資産を増やすチャンスに恵まれます。
逆に一時期利益を得ていたとしても、利益を上回る損失を計上し続けていれば、いずれ投資に回せる資産がなくなり、利益を得るスタートラインにすら立てなくなってしまいます。
株式市場では、大きく利益を得られる機会がこれまで何度もありましたが、そのときに株を買えるかどうかで、その後の資産の増え方が大きく変わってくるのです。
損切りルールを決める際の数値や指標は特にないため、自由に設定してもよいですが、代表的なのは「今持っている株の株価が〇〇円下がったら売る」「今持っている株の株価が〇〇%下がったら売る」というものです。
具体的な金額を設定するのは、基準が明確になるため心理的な負担が軽くなるためデイトレード初心者に特におすすめですが、相場の変動に対応しづらいといったデメリットがあります。
一方でパーセンテージによる設定は相場の細かな変動には対応しやすい一方で、金額換算ではないためどの程度の損失が出たかを把握しづらく、元々の株価を把握しておかないと、気づいたら時には許容できないほどの損失になってしまいます。
両者のメリットを活かすには、株価や値動きのクセを把握しておき、臨機応変に活用できるようにしておくとよいでしょう。
参照:マネーポストWEB
短期投資ならではのチャート分析を学ぶ
デイトレードで利益を出すには、チャート分析ができなければほぼ不可能です。
デイトレードに挑戦するならば、デイトレードをはじめとした短期投資に有能なチャート分析を学びましょう。
短期トレードでよく用いられるチャート分析のひとつに、「移動平均線」があります。
移動平均線は、過去の値動きを一定の期間に限定して平均化し、そのグラフをチャートに変換したものです。
移動平行線はグラフの変動は緩やかですが、動きが出た場合はダマシが少ないため、確実な取引をしたい人に向いています。
デイトレードに有効なチャート分析として、もうひとつ「フィボナッチリトレースメント」を紹介します。
フィボナッチリトレースメントは、トレンドの押し目と戻り目を判断するテクニカル分析で、大きなトレンドに対して限定的にエントリーする際に有効です。
ほかのチャート分析のように過去のデータを用いることはせず、トレンド発生の起点をもとにその場で買い値売り値を決め、決められた基準に達したら取引を実施します。
過去のトレンドに囚われず、リアルタイムで分析するので、デイトレード専用のチャート分析といえるでしょう。
大きく賭けず分散投資でリスク軽減
デイトレード初心者が失敗する典型的なパターンのひとつが、大きな利益を得ようとして全財産を投資した結果大幅に下落し、大損するというものです。
チャート分析に慣れていないうちは、先行きを読み誤ることもあるので、大きな金額を賭けないようにしましょう。
また、株式投資でリスクを軽減するための基本とも呼べる分散投資は、デイトレードにおいても有効です。
複数の銘柄のチャートの値動きを見続けるのは大変ですが、デイトレードでリスクを軽減させつつ利益を出すには習得しなければならない技術なので、何度も経験して慣れておくようにしましょう。
参照:SBI証券
トレードは感情に左右されてはならない
デイトレードに限ったことではありませんが、投資で成功するにはとにかく感情に流されず、自分が決めたルールに則って取引するようにしてください。
文章にすると非常に簡単なのですが、実際に感情を完全に殺して投資をし続けられる人はごく少数です。
自分が保有している株価が過去にないほど値上がりすれば、「もっと値上がりするのでは?」という感情が働くのは当然のことです。
逆に保有している株が過去にない下がり方をしていても、「そのうち株価はもとに戻るはずだ」と淡い期待を抱き、そのまま保持し続けたくなります。
しかし、感情のままに取引すると、分析が甘くなり、突如値下がりしたり、値下がりが止まらなかったりした時にさらに狼狽してしまいます。
デイトレードで成功している人は、決して感情に流されることなく自分が決めたルールを徹底的に守って取引します。
そのため利益も損失も計画通りの数値になるので、ずっと平常心で投資を続けられるのです。
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デイトレードについての知識は非常に豊富で、講義でも短期投資を成功させるノウハウを熟知しており、すぐに実践できる知識を得られることは間違いありません。