大学生でもできる!株式投資の始め方と成功へのステップ

申告な少子高齢化による社会保険料の上昇と年金に対する不安、インフレによる急激な価格上昇など、今後の日本に関して不安を感じている人はとても多いのではないでしょうか。

大学生と聞くと、あまり将来のことを考えずに目の前の勉強や遊びに一生懸命というイメージを持っている人も多いですが、今の大学生は将来に関してかなり悲観的なイメージを抱いています。

 

2024年に新NISAが始まったこともあり、株式投資に興味を持つようになった大学生も多いのではないでしょうか。

大学生が株式投資を始めることによるメリットやデメリット、そしておすすめの投資方法について解説します。

 

目次

大学生が株式投資を始める理由とは?

 

大学生から株を始めるのは早すぎるというイメージを持つ人も多いですが、現在大学生全体の10%がすでに株式投資を始めています。

大学生から株を始めている人たちはどのような理由で株式投資を始めようと決断したのでしょうか。

 

株式投資がもたらすメリット

 

大学生から株式投資を始めた人たちに始めた理由を聞くと、株式投資をすることによるメリットが多いからと回答する人がとても多いです。

原則として、株式投資を順調に進めるためには経済情勢を把握しておかなければなりません。

 

更に株を購入する際は、その企業の企業活動や企業業績を調べる必要が出てきます。

企業分析は将来就職活動をするにあたって必須となるスキルです。

 

長い時間をかけて就職活動をしてせっかく就職しても、その企業が倒産寸前だったり、業績が悪かったりした場合は、早々に職を失ってしまう恐れがあります。

株式投資を実践して的確な企業分析力を身につけることで、危ない企業を回避できますし、将来大きく成長する企業に就職できれば自身の収入アップにも繋がります。

 

また、就職して以降も的確な企業分析ができていればキャリアアップする際に、最適な転職先を見つけることができるでしょう。

そして株式投資は時間や場所に囚われず利益を得られるため、大学生のときに始めていれば学業と両立して資産を増やしやすいのも大きなメリットです。

 

大学生の間に投資を始める意義

 

株式投資をすることで、金融リテラシーを身につけられます。

資産を増やすには、稼ぐ・貯める・増やすのサイクルを回していかなければなりません。

株式投資を実践することで、バイトで稼いだお金を株式投資に使うためにお金を貯めるようになります。

 

そして堅実な運用を継続して株を増やすことができれば、大学生を卒業するころには経済的に自立できるだけの金融リテラシーが身につきます。

また、長期的な視点で資産運用を経験することで、人生設計そのものをプランニングする訓練にもなるでしょう。

大学生を卒業してからは、結婚・マイホーム購入・老後など大きなイベントが次々と発生します。

 

長期的な視点を持つようになれば、早い段階でそれぞれのイベントで必要になるであろう資金と、その資金を貯めるための計画を立てることができるようになります。

早い段階で計画を立てれば、お金に困ることなく安定した生活を保持できるでしょう。

 

株式投資の基本:大学生向け入門ガイド

 

大学生に関係なく、株式投資を継続させるには基礎知識を頭に入れて置かなければなりません。

株式投資を始めるうえで必ず知っておいてほしい基礎を解説します。

 

株式投資とは何か?

 

株式投資とは、企業が発行する「株式」を購入し、その購入資金を企業が使って成長したり利益を得たりした際に、配当金を受け取ったり、保有している株そのものが上昇した際に売却することで利益を得る投資手法です。

株式を保有することで、その企業の「株主」となり、保有する株の量が多ければ、株主総会で会社の経営方針について議決権を持ったり、意見したりする権限を得られます。

 

株式投資は銀行の預金とは比べ物にならない利益を得られることから、資産を増やしたいと考えている幅広い層に利用されている投資手段となっています。

株式を発行することで、企業の運営に賛同している多くの人から資金を集めることができるため、事業を拡大する際や新しく事業を立ち上げた際に株式を発行する企業はとても多いです。

 

企業について知る機会はほとんどありませんが、株式投資に参加することで自分が保有する銘柄に興味を持つきっかけになり、よりその企業に親しみを抱くようになるでしょう。

 

投資のリスクとリターンを理解する

 

株式投資は大きなリターンを得られる投資手法です。

株式投資で利益を得る方法の一つに配当金がありますが、企業がどんどん成長して利益をアップさせれば、その分配当金の比率もそれに比例して上昇します。

 

更に大きなリターンを得たいのであれば、売却益を狙うとよいでしょう。

株価は企業の業績や経済状況によって目まぐるしく変化します。

 

企業分析や経済情勢の先行きの読みが適切ならば、保有している銘柄の株価はどんどん上昇するでしょう。

売却益で利益を得ることがメインとなっている投資家のなかには、たった数年で数倍、数十倍の利益を得たという人も少なくありません。

 

しかし、その一方で株式投資は大きなリスクを覚悟しなければならない投資手法でもあります。

企業分析や経済情勢の先行きの読みが間違っていると、保有している株式の株価は大きく値下がりします。

 

場合によっては購入したときよりも大きく資産が減少することもあるでしょう。

さらにその企業が倒産した場合は株式は無効となり、資産を全額失ってしまうことになります。

 

資産運用を始めるためのステップ

 

資産運用を成功させるには、まず目標金額を設定しましょう。

目標金額を設定せずとも株式投資を始められますが、ゴールがない資産運用は失敗する可能性が高いです。

 

旅行をするための資金や、欲しいものを買うための資金など、どのような目標でもよいので、いくら貯めるかを決めてください。

目標金額が決まったら、自分の収入と支出を分析して、株式投資に使えるお金を算出します。

 

株式投資でお金を貯められるからといって余ったお金を全額投資するのはリスクが大きすぎます。

余ったお金のうち、半分くらいは現金で貯金し、残りのお金を株式投資に回すようにしましょう。

 

目標金額と株式投資に使うお金が決まったら、証券口座を開設し、株式を購入します。

株式投資を始めたときは株に関する知識も未熟なので、一気に大金を投じるのではなく、少額投資を徹底して利益を得るよりも株式投資に関する知識を得ることを優先しましょう。

 

大学生におすすめの投資方法

 

株式投資の投資方法は多岐に渡りますが、そのうち大学生におすすめの投資手法を紹介します。

 

少額投資

 

大学生で株式投資を始めるならば、必ず少額投資が可能な証券口座を開設するようにしましょう。

株式投資をするには数十万円が少なくとも必要だというイメージを抱く人も多いですが、数十万円必要なのは100株単位でしか購入できない口座の時だけです。

 

たとえばミニ株投資ならば、1株単位で購入できます。

1株投資ならば誰もが知っている一流企業の株を数百円で購入できるため、アルバイトでしか収入を得られない大学生でも始めやすいでしょう。

 

少額投資でも大学生の期間株式投資を継続できれば、福利によってそれなりの資産を増やすことができます。

ただし少額投資は通常の投資よりも手数料が高額になる傾向にあります。

 

手数料は微々たるもののように思えますが、長期的に運用するとたった0.1%の手数料の差が大きな金額になるので、各証券会社の手数料をよく確認したうえで口座開設するようにしましょう。

 

ETFや投資信託の活用

 

株式投資初心者が投資をするならば、ETFや投資信託を活用するのもよいでしょう。

特に2024年からスタートした新NISAでは、1,800万円までが非課税となるため、新NISAを使ってETFや投資信託を始めている人が増えてきています。

 

ETFと投資信託の違いについてですが、そもそも投資信託とはお金を資産運用の専門家に預けて資産を増やすという投資手法です。

投資信託では基本的にひとつの企業に投資するのではなく、数十社・数百社に投資するので自動的に分散投資ができていることになります。

 

そして、ETFは投資信託のなかでも、特にその国の経済に大きく影響を与える上場企業で形成された企業による投資信託です。

日経平均株価や、オールカントリー、S&P500といった単語をテレビで耳にする機会は多いですが、これらはすべてETFに該当します。

 

個別株投資

 

一般的な株式投資に一番近い手法が個別株投資です。

個別株投資はひとつの企業の株を購入する投資手法で、個別株で資産を増やすには時間をかけて企業分析をしなければならないため、ある程度株式投資についての知識を身につけてからチャレンジすることをおすすめします。

 

個別株投資はその企業が大きく成長すれば投資信託とは比べものにならないリターンが得られる一方で、ひとつの企業に集中して投資するため、その企業の業績が悪化すれば大幅に資産を失うリスクもあります。

個別株投資をするならば、ほかの投資手法以上に分散投資を心がけるようにしましょう。

 

企業分析を的確におこない、片方の企業の業績が悪化しても別の企業の業績が成長するような分散投資をすることで、資産の大幅な減少は防げます。

 

大学生が気をつけるべき株式投資のリスクと注意点

 

これまでの解説でも触れた通り、株式投資にはリスクがあります。

株式投資のリスクと、最小限に抑えるために注意しておきたいことを学びましょう。

 

リスク管理の基本

 

100%正確に株価の変動を予測できる人は存在しません。

株式投資を続ける限り、自分の株価が値下がりする可能性はあることを認識しましょう。

 

株価が買値から下がってしまうこともありますし、保有している株の偉業が倒産すれば、株価はゼロになります。

資産を増やすことばかり考えて、余剰資金をすべて株式に投資する人もいますが、株式投資はそのお金が全部なくなってしまっても構わない範囲で行うべきです。

 

また、買値より株価が下がった時に「いずれもとに戻るだろう」と持ち続ける人もいますが、元に戻る根拠もないのに持ち続けると財産を更に失ってしまいます。

あらかじめ、銘柄ごとに損をしても株を売る下限値を決めておくようにしましょう。

 

分散投資のすすめ

 

株式投資でリスクを軽減する基本中の基本が分散投資です。

分散投資とはひとつの企業に資金を集中するのではなく、複数の企業に資産を分けて投資する手法で、集中投資と比べてリターンが低い代わりに、ひとつの銘柄の株価が値下がりしてもリカバリーできるというメリットがあります。

 

大学生は少ない資金で株式投資をする必要があるので、利益よりも分散投資による安定した資産運用を意識するとよいでしょう。

どの企業で分散投資をすればよいか分からないという人には、投資信託やETFがおすすめです。

 

投資信託やETFに投資することで、自動的に数十社以上の会社に分散投資できていることになります。

 

投資詐欺に注意するポイント

 

近年、投資詐欺が大きな社会問題になり、ニュースでも取り上げられています。

これまでは訪問による投資詐欺が大部分を占めていましたが、近年ではSNSを使った投資詐欺が急増しているため、SNSをフル活用している大学生は特に注意しなければなりません。

 

投資詐欺の典型的な手法は、架空の実績を提示して短期間で大きなリターンを得られる投資を紹介するといったものです。

近年ではメディアやYouTubeなどで有名になっている評論家などの名前を無断利用して、ハイリスクな投資手法を紹介し、資金を回収するといった投資詐欺も出てきています。

 

そのほかにもあらゆる手法でお金をだまし取ろうとしてきますが、有名な証券会社で口座を開設し、リターンが大きすぎる投資手段には耳を貸さないことを徹底すれば、投資詐欺はほとんど予防できます。

 

大学生のための株式投資に関するQ&A

 

大学生から株を始める際には、不安に感じることも色々とあるでしょう。

すべての質問には回答できませんが、特に多くの大学生が気になるポイントであると主荒れる3つの悩みについて回答します。

 

初めての株式投資にどれくらいのお金が必要?

 

大学生が株式投資をするうえで、もっとも悩むのがお金ではないでしょうか。

株式投資をするには、少なくとも数十万円のお金が必要だというイメージが強いです。

 

そのため、自分にはそれだけの大金を準備できないと、興味はあるものの諦めている大学生も一定数存在します。

しかし、実は株式投資をするのに数十万円のお金は必要ありません。

 

株式投資にはさまざまな投資方法がありますが、「ミニ株」や「積立投資」といった投資手法を用いれば数千円、証券会社によっては100円から投資することも可能です。

投資はリスクもあるため、自分の経済状況とよく相談して始めなければなりません。

 

大学生ならバイトをしている人は多いでしょうから、バイトがメインの収入となります。

バイト代から生活費や交遊費など必要なお金を差し引き、余ったお金のなかから一部を株式投資に回すようにしましょう。

 

投資で重要なのは、たくさんのお金を投資に回すのではなく、いかに継続させるかです。

 

投資の勉強を始めるにはどうしたらいい?

 

株式投資では専門用語や成功させるために必要な知識がたくさんあります。

簡単に始められるとはいえ、なんの知識もないまま投資をするのはあまりに危険過ぎます。

 

まずは株式投資の仕組みやチャートの見方、売りどきや買いどきの判断基準など、基礎知識を学ぶことから始めましょう。

株式投資を学ぶ手段はいろいろとありますが、書籍の購入や大手金融機関が提供しているオンライン講座などで基礎知識を学ぶとよいでしょう。

 

基礎知識であればYouTubeの動画で学ぶのも有効です。

基礎知識を学んだ後は、現在の株式市場や経済状況をニュースなどで確認しなければ株式投資で利益を増やすことはできません。

 

株式投資の勉強ははじめだけやればよいのではなく、常に最新の情報を集める必要があるため、続けている間は常に学び続ければならないと思っておいたほうがよいでしょう。

基礎知識・最新情報などを正しく学ぶ手段としては、セミナーを受講するのもおすすめです。

 

セミナーでは実際に株式投資をしている講師から有益な情報を聞くことができます。

 

大学生が注意すべき投資の失敗例は?

 

大学生が株式投資で失敗する事例はさまざまですが、もっとも多いのが「短期的な利益を求めて自分の財政状況に見合わない投資をすること」です。

短期的に利益を得るならば、購入した株が高くなった時に売る、「売却益」を求めることがメインになりますが、売却益で利益を得るには高い株式投資の知識が求められます。

 

株の売買によって利益を得られるほどの知識を持っている大学生はごく少数でしょう。

特に注意しなければならないのが、投資関連のYouTube動画です。

近年、投資が注目されたこともあって、YouTubeでは投資に関する動画を扱う投稿者が急増しました。

 

有益な情報を提供している投稿者ならば問題ありませんが、投稿者のなかには視聴数稼ぎや広告料目当てで動画を投稿している人も大勢存在します。

自分の利益を最優先にする投稿者は情報の正確性よりもインパクトを重要視するので、多くの人を引き付ける内容になりがちです。

 

短期的な利益を得られる内容の投資動画は多くの人が注目し、視聴数は伸びる傾向にあります。

基本的にYouTubeで公開されている動画で、短期間で利益を得られる内容となっているものはほとんど信用できないと考えておいたほうがよいでしょう。

 

信用できる内容だったとしても、自分でリサーチを実施し、正確な情報化を確認できないようならば無視しておくのが無難です。

 

高校生から株式投資を学ぶならセミナーの受講を検討しよう

 

大学生から株式投資をはじめることで、経済や企業に興味を持つようになるため、就職の際に大いに役立つうえに、時間を見方につけて福利の効果を得られるメリットがあります。

しかし株式投資は資産を失うデメリットもあるため、知識ゼロで始めるのはあまりにもリスクが大きすぎます。

株式投資の勉強法は書籍・動画・インターネットの記事などいろいろとありますが、株式投資の知識を体系的に学びたいと考えている人には、株式投資セミナーの受講をおすすめします。

セミナーと聞くと難しく感じるかもしれませんが、無料で参加できるセミナーも多く、特に初心者向けの内容が充実しています。

初心者向けのセミナーの一例として、熊谷亮のオンラインスクールがあります。このスクールでは、熊谷氏が自身の投資経験を基にしたノウハウを、初心者にも分かりやすく教えてくれます。

どのオンラインスクールを選ぶべきか悩んでいる方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

kmg-next-official.com

 

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